DX事業革命その④ 実行編

生活者価値を共有する同業種・異業種、スタートアップ、アカデミア、政府・自治体などさまざまな主体が、既存の部門や業種の垣根をなくし、有機的かつ自律的に協創を進めるモデル。
従来の企業連携・業務提携にとどまるものではなく、生活者価値の実現を目的とした、より抜本的で有機的な連携を推進。
生活者の意思に基づき、多様な主体間での信頼あるデータ連携を進める。
目次
価値観
企業理念やビジョン等、自社の方向・戦略を決定する判断軸。
- 社会課題における事業機会の発掘
- 他社にない存在意義の確⽴
- ⽬指すべき⽅向性・戦略の企業固有の判断軸
- 将来像の体現に向けた基本となる考え方
ビジネスモデル(価値観→ビジネスモデル)
事業を通じて顧客・社会に価値を提供し、持続的な企業価値につなげる仕組み。
- 付加価値連鎖における位置づけ
- 差別化要素及びその持続性
- 競争優位の源泉となる経営資源・無形資産
- 競争優位を⽀えるステークホルダーとの関係
- 収益構造・牽引要素(ドライバー)
持続可能性・成長性(ビジネスモデル→持続可能性・成長性)
ビジネスモデルが持続し、成長性を保つための重要事項、ESGやリスク等。
- ESGに対する認識
- 主要なステーク ホルダーとの関係性の維持
- 事業環境の変化リスク
戦略(ビジネスモデル・成果指標KPI→戦略)
競争優位を支える経営資源や無形資産等を維持・強化し、事業ポートフォリオを最適化する方策等。
- バリューチェーンにおける影響力強化、事業ポジションの改善
- 経営資源・無形資産等の確保・強化
- ESG・グローバルな社会課題(SDGs等)の戦略への組込
- 経営資源・資本配分(キャピタル・アロケーション)戦略
成果と重要な成果指標(価値観・戦略→成果と成果指標)
財務パフォーマンスや戦略遂行の成果指標(KPI)等。
- 財務パフォーマンス
- 戦略の進捗を⽰す独⾃KPIの設定
- 企業価値創造と独⾃KPIの接続による価値創造設計
- 資本コストに対する認識
- 企業価値創造の達成度評価
ガバナンス(ビジネスモデル・戦略→ガバナンス)
持続的に企業価値を高める方向に、企業を規律させる仕組み・機能。
- 経営課題解決にふさわしい取締役会の持続性
- 社長、経営陣のスキルおよび多様性
- 社外役員のスキルおよび多様性
- 戦略的意思決定の監督・評価
- 利益分配の⽅針
- 役員報酬制度の設計と結果
- 取締役会の実効性評価のプロセスと経営課題