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DXの創造モードと問題モード

DXの創造モードと問題モード

2024-11-30

【創造モードと問題モード】
人の発想の起点は「問題モード」と「創造モード」の、二つに分かれると思われる。

問題モード

いつも問題解決をしている状態。
「問題を解決さえすれば人生が良くなる」という思考。
人生の創造者ではなく、人生の被害者として生き、他に選択肢がないと感じている。

創造モード

人生で何を作り出せるだろうと、楽しみを持っている状態。
これからどんなことが起こせるかと、ワクワクしている状態。
人生は冒険の舞台で、世界は自分に貢献してくれる存在ととらえ、
たくさんの選択肢があり、創造することができるという思考。

創造モードで新たな価値を発想をする

・STORY 物語作成 
 アイデアをストーリーボードや漫画のように、シナリオとイラストを組み合わせ、楽しい物語形式で視覚的に表現する。
 
・DESIGNPITCH 提案研磨 
 コンセプト(狙い)を磨くための記述と会話。文字で視覚的に確認しながら、楽しい会話を交えることで、より魅力的な「言葉・文字」を見つけだす。
 
・BYMYSELF 自問自答 
 アイデア出しのとき、必ず一人の時間を作り、アイデアを深める。グループワークと個人ワークを繰り返すことで、アイデアは深まる。
 
・CLUSTERING 情報分類 
 集めてきた情報を分類しまとめると、プロジェクトメンバーが全体を理解しやすくなる。そこに新しい関係性や軸を発見することも可能になる。
 
・ORIGINALFRAME 縦横自作 
 評価軸を2つ決め、集めた情報を分類する。評価軸がユニークであれば、面白い発見がある。しかし、評価軸が一般的なものだと、そこでの発見も当たり前のつまらないことになる。
 
・DEFINEKEYWORD 言葉定義 
 調査で見つけたキーワードを異なる言葉に分解し、理解を深める。言葉を分解することで、構造として理解し、より本質的な意味に近づく。
 
・INTERVIEW&ENQUETE 質問調査 
 顧客・利用者・専門家などに質問し、その回答を得る。これらは「アイデア発想の源」になるが、それらを集めただけでは、ワクワクするアイデアにならない。
 
・TEAMWORK 親密関係 
 遠慮なく素直な意見を交換できる関係性をつくる。お互いに対等な関係は、コミュニケーションのコストを下げ、生産性を高める。
 
・VISUALIZATION 図解作成 
 議論を深めるために視覚化する。イメージや図式を利用することで、領域を横断・越境した対話がしやすくなる。
 
・VISION&MISSION 目的共有 
 プロジェクトの目的を文字で書き、プロジェクトメンバーと共有する。メンバーの目線を合わせるために、目的を見える化し、プロジェクトの迷走を避ける。
 
・DATAWALL 情報壁面 
 探偵ドラマをヒントにして、プロジェクトメンバーは、大量の情報を壁に張り、俯瞰することで、パターンや新しい関係性を特定できる。

Posted by TOSHI