★-3 IPアドラーとドラッカー
個人心理学の理解は、現代経営学に通じる
「自己啓発の父」として注目されるアドラー、「自己啓発の友」としてのドラッカー。
ドラッガーはまた「マネジメントの父」とも呼ばれ、マネジメント経営学の「MVV」は、ドラッカーが提唱したもの。
※当社サイト参照
★第3段階=MVV起業革命 スタートアップの進化(企業の孵化期)
アドラーは1870年にオーストリア=ハンガリー帝国のウィーンに生まれた。
医者から精神科医となり、1935年にアメリカに移住し国籍を取得し「自己啓発の父」と呼ばれる。
一方、「マネジメントの父」と呼ばれるドラッカーは1909年に同じく、オーストリア=ハンガリー帝国のウィーンで生まれた。新聞記者や証券アナリストの後に、1937年にアメリカに移住し、やはりアメリカ国籍を取得した。
生まれた国もアメリカ移住も共通するアドラーとドラッカーには、思想的に共通点があります。
「人は目標に向かって生きる」というシンプルな考えをベースにして、人間の行動や心理を理詳しようとしたアドラー。
一方、ドラッカーは組織がもつ「使命」を重視し、この使命を企業の長期的な「目標」と考えた。
そして「目標管理」というマネジメントを提唱し、仕事で成果を上げるには、組織や自身の目標を理解することが欠かせないと主張した。
「個人心理学」のアドラーと「現代経営学」のドラッカー、二人に面識はないが合わせて理解すると、「共同体生活」「仕事」「愛」という人生の課題への理解が深まる。