★-3 IP個人心理学で自己変革

2021年3月29日

「コモンセンス」とは、共同体社会が「善」として認める価値で、それは正義であったり公正であったり常識や良識であったりする

◆心理の内面を変えて社会と新たな関係を結び直す

人生の不適切な目標や不適切なライフスタイルのままの生活では、社会と適切な関係を結べない。
結果、その人は幸福な人生からほど遠い生活しか送れなくなる。
そうなる前に、「勇気」を出して「ライフスタイル」を変えなくてはならない。
そして、新たなライフスタイルのもと、社会と新たな関係を結ぶことが重要。
アドラー心理学では、自分自身の内面に注目し、内的変化の実現から始める。

内的変化を実現し新たなライフスタイルが適切であれば、社会との新たな関係も適切になるだろう。
だが、ライフスタイルは人それぞれ千差万別だから、これといったひな型はない。
しかし、適切なライフスタイルにあてはまる最大公約数なら存在する。
それが「コモンセンス」だ。
「コモンセンス」とは、共同体社会が「善」として認める価値で、それは正義であったり公正であったり常識や良識であったりする。

◆コモンセンスに沿ったライフスタイルで社会と適切な関係を結ぶ

人がもつ「ライフスタイル」が「コモンセンス」に沿っている限り、人は共同体社会と適切な関係を結べる。
そのコモンセンスは社会の常識に従っているので、社会や共同体と摩擦が起こることがない。

つまり、不切なライフスタイルとはコモンセンスに従わないライフスタイルであり、
アドラー心理学では、これを私的論理に準じたライフスタイルとする。

それは、「社会や共同体が優先でなく、自己の利益を第一にし、他を顧みない態度」。
アドラー心理では、こうした不適切なライブスタイルをもっている人に気づきを与え、
互いに適切なライフスタイルについて考え、その上で適切なライフスタイルに従って生きるよう勇気づける。

https://exa2-60.sakura.ne.jp/afip/index.php/page-21/page-411/

Posted by ip103