クラウドファンディング

2021年2月5日

最近では、インターネットを利用した「クラウドファンディング」というサービスで、事業資金を集めるオーナーが増えている。

クラウドファンディングは、「群衆(Crowd)」「資金調達(Funding)」を合わせた造語。インターネットを通じて事業やプロジェクトを紹介し、支援者から資金を集める方法。

■集めた資金は返済不要

資金調達方法 ①「All or Nothing」方式
 目標額に到達しない場合は、支援金を受け取れないシステムです。
 1円も資金を受け取れないので、失敗できない責任感が消費者にも伝わる。

資金調達方法 ②「All in」方式
 目標額に到達しない場合でも、集まった支援金の額を全て受け取れる仕組み。
 リスクが少ないようですが、目標額に到達しなくてもリターンを準備する。
 リターンの準備を慎重に行わないと、赤字のリスクもある。

クラウドファンディングで集めた資金は、基本的に返済が不要。その代わりに、事業者は支援者に対して「リターン」と呼ばれるモノやサービスでお礼をする。

クラウドファンディングをすると、プロジェクトページを掲載するだけでもかなりの宣伝効果がある。クラウドファンディングサイトは各種SNSで情報発信をしていることが多く、全国のお客さまに事業の存在を知らせることができる。

期間内に目標金額を達成できなかった場合でも、プロジェクトページを削除することはできない。失敗すれば、お店のブランドイメージがプロジェクトページによって損なわれることもある。
 
支援者の心を動かし、何百万円という資金を集めるためには、「この事業に投資したい」と感じてもらえるプロジェクトの内容とページの作成が重要。