狩猟社会(Society 1.0)

2021年2月5日

農耕が始まるまでの社会を指す。狩猟や採集を生活基盤としていた原始的な社会。
北極圏から熱帯雨林、砂漠にいたるまで地球上全ての地域に存在している。
狩猟採集社会の社会構造は多様である。ある社会には首長が存在し、そのような存在が確認されない社会もある。一般的に見て首長に権力は存在しない。首長が権力を持とうとするのを妨げる集団世論が働いているのである。

さまざまな仕事を1人の人がこなします。「道具を作る」「狩猟する」「採集する」「燃料を集める」「調理をする」「小屋を作る」いずれも皆で行います。子供も小さい頃から狩猟のための武器を作り、狩猟採集を行います。子供たちの遊びは、単なる遊びというよりも大人になってしなければならないことの予行演習のようなものが少なくありません。大人の活動の模倣です。弓矢の練習。掘っ立て小屋作り。焚き火。遊びと学び、そして働くことが分化されていません。