ギャップ分析（Gap analysis）
あるべき姿と現状を分析し両者の差異を明らかにして、問題を正しく発見する手法。
仕事でもプライベートでも何らかの問題解決を行う。しかし、解決策が成果に結びつかないことも多い。
問題解決がうまくいかない原因には、解決策が悪いだけでなく問題そのものが誤っていることが往々にしてある。
問題とはあるべき姿と現状のギャップである。「入力フォームからの離脱率が高い」ことや「売上が上がらない」ことは困っている事実であって「問題」ではない。
あるべき姿と現状を分析し両者の差を明らかにして問題を発見する方法に、ギャップ分析(As is To be)がある。あるべき姿や現状が異なると問題が異なってくるのである。
正しく問題を発見できないと解決には至らないが、問題自体を発見できないことがよくある。問題を正しく発見できない原因には大きく次の4つがある。
- あるべき姿が明らかでない、または間違っている
- 現状を把握できていない
- あるべき姿と現状に対するギャップの構造を具体化できていない
- 解決策から短絡的に問題をとらえている