5DXの設計
ITを前提にして、自動的にビジネスが駆動するシステムの設計をする。
決定的な発想の転換が必要、先端デジタルソリューション（画像処理・VR/AR・CRM・アナリティクス・SFA・MA）の活用から創造されるシステムの要件定義を設計する。
顧客体験・新収益モデル・データ経営・ソーシャル・サステナビリティ・安全性において、新しい価値基準を提示し、競争優位性が高いシステムの構築。
■AI：人工知能による経営リソース配分の自動最適化する設計
ディープラーニングで特定の問題にのみ分類・判断・予測を行い、解決。
■クラウド：SaaSでのコスト効率が高いシステム設計
インターネット経由でサービスとして提供・利用できる形態のAPIサービスを指活用。
■BigData/アナリティクス：ビッグデータ解析で、合理的なデータドリブン経営を実現する設計
データのパターンや関係性がを明らかにし、ビジネス分野で問題解決や作業効率化に役立てる。
■モバイル：IoT技術によって次々に生まれるコネクテッドデバイスを活用する設計
コネクテッドデバイスの開発は、エンドユーザーを中心に据えたオープンアーキテクチャーな環境の下で、様々なテクノロジーを融合させ、価値を創出するソリューションが必要。
■IoT:モノのインターネットで埋もれていたデータを活用する設計
IoTを活用する業種は製造業やサービス業などに加え、農業や漁業、畜産などIoTが行き届いていなかった第1次産業にも導入が広がる。
■5G：高速、大容量、低遅延通信が社会問題を解決に導く設計
IoT機器が増えればデータの通信量が増加するが、5Gが普及することで、より多くのIoT機器が同時に繋がることが可能となる。
■MA：マーケティングプロセスで必要なアクションを自動化し、工数削減をする設計
人手で繰り返し実施していた定型的な業務や、人手では膨大なコストと時間がかかってしまう複雑な処理や大量の作業を自動化し、効率を高める設計。
■SFA：営業のプロセスを可視化、効率的かつ生産性の高い営業活動を支援する設計
リード（見込み客）の獲得からそのリードへの訪問や商談を経てクロージングに至るまでの、一連の営業プロセスを可視化すること。
■CRM：顧客情報を一元管理、パーソナライズされた顧客体験を提供する設計
顧客情報をデータ化して管理し、またはそのためのシステムやソフトウェアを構築してクラウド環境にて提供する。
■ソーシャル：SNS技術で顧客エンゲージメントを高め、優良顧客を獲得する設計
ソーシャル技術を活用して顧客やパートナーとの関係性を強化したり、採用活動に利用したりするなど活用の幅が大きく広がる。
■VR/AR：バーチャル空間を活用して、効果的な人材育成を設計
研修の場所や時間の融通がきくようになったり、あらゆる状況を再現できたりといった、研修自体の柔軟性を高める効果、そして参加者の緊張感や主体性など精神面の改善による研修内容の質を高める効果がある。
「5-1 ｼｽﾃﾑ環境 ﾃﾞｼﾞﾀｲｾﾞｰｼｮﾝ」へ続く。