4-2 DX実行 ﾎﾟｼﾞﾃｨﾌﾞｼﾝｷﾝｸﾞ
前向きな姿勢や積極的な考え方で、現実の生活を楽しく望み通りのものに変えていく思考法。
【ポジティブシンキング】
前向きな姿勢や積極的な考え方で、現実の生活を楽しく望み通りのものに変えていく思考法。
自分のイメージする通りのことが現実になるという考え方がベースで、悲しいことや嫌なことに、必要以上にとらわれないようにする考え方ともいえる。
DX開発で新たな価値を創造することは、並大抵のことではないのは無論だ。重要なことは素晴らしい未来が必ずつかめると思える思考方法。
■効果的な考え方と、意識しておくべき10のコツ
- 物事の短所ではなく、長所へ目を向ける
ポジティブシンキングを身につけるためには、短所に思うことがあっても、それを見て見ぬふりをして考えないようにするのがコツ。
つい短所を見てしまうことがくせになっていても、長所に目を向ける努力を続けるていると、気がつけば自然にポジティブになれているのを実感できる。
- プラス思考で前向きな人と行動を共にする
プラス思考でいつも楽しく前向きな人と一緒に過ごす時間を増やすと、小さなことで悩んでいるのがバカらしく感じてくる。
前向きな人の感性を受け入れて、一人ならば行かない場所や、しない遊びなども積極的にやってみるのがより効果的なコツ。
- 定期的に楽しい予定やイベントをスケジュールに組み込む
積極的に交友をしてみたり、仲のいい友達と遊びにでかけるスケジュールを組み込む。辛いことがあっても、楽しいことを思い出すことでワクワクし、前向きな姿勢が保てることを実感できる。
- 「できない」と思う時は「どうしたらできるか？」と考える習慣をつける
難しいことでも前向きに「どうしたらできるようになるか」を考えるようにするのがコツ。行動してみると自分の実力が想定していたより高く、素晴らしい能力を持っていることに気付くことも多い。
- 日頃から周囲の人へ感謝の気持ちを伝える
人に愛情を持って接すると、人間関係の悩み事やトラブルに執着せず、解決のためにどうすればいいかという発想が自然と浮かんでくる。少しのことでも助けてもらったり、協力してもらうことがあると、忘れずに感謝の気持ちを口にして伝える習慣をつけておく。
- 弱点は伸びしろだと思って克服する努力をする
不運を嘆いてばかりいないで、弱点を見つけるいい機会になったと思ってそれを克服するための行動につなげる。ポジティブシンキングを習得するためには、嫌な気持ちをすぐに切り替えるのがコツ。
- 前向きに生きた方が幸せな時間を歩める事実に気付く
ネガティブな思考をしていると、自分がモヤモヤした気持ちで辛いというだけでなく、周囲の雰囲気が悪くなってしまう。同じ時間を過ごすのであれば、前向きに活動した方が幸せだと気付くことで、悩んでいるのがもったいなく感じるで。冷静になって、悩んでいても起きてしまった結果は変わらないということをしっかりと認識してみるのがコツ。
- 自己肯定感を高めて、自分に自信をつける
自分に自信をつけるためには小さな目標をたくさんクリアすることが重要。
毎日散歩する、疲れていても絶対に朝6時に起きるといったようなルールを自分に課し、それを1週間でもいいので達成してみる。「辛いときもあったけれどやりきった」という達成感が自己肯定感を高め、挑戦することが楽しいと思う感覚を味わえる。
- 筋力トレーニングなど、定期的に運動して体を動かす習慣をつける
体を動かしたりトレーニングすることで、脳内に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンと呼ばれる物質が増え、爽快な気分になりやすくなるとされている。筋力トレーニングやジョギングなど定期的に体を動かす習慣をつけることで、ネガティブな気持ちを一掃しやすくなる。次の日の活動に影響が出ない程度の、軽い運動を毎日続けるとより効果的。
- 健康的で規則正しい生活を送る
前向きな姿勢や考え方を保つには、行動だけでなくメンタルを整えることが重要。睡眠習慣や食生活が偏ると、体を壊す要因になるばかりか、ストレスが溜まりやすくなったりするリスクもある。暴飲暴食はさけ、早寝早起きを心がけるなど、規則正しく健康な生活を送ることが、ポジティブシンキングになる上での、大切な基礎となる。
■度が過ぎた場合のデメリット
ポジティブシンキングはメリットもありますが、それが行きすぎてしまうと多少のデメリットが発生する。
- 失敗してもすぐ切り替えてしまい、反省をあまりしない
- 辛い時でも前向きなため、限界まで頑張りすぎてしまう
「4-2 DX実行 行動力」へ続く。