4-2 DX実行 当事者意識

2020年12月18日

DX実行 当事者意識
当事者意識、自分は直接関わっている人間なのだ

DX活動に際して、スタッフの意識を変革するにはどうすればよいか。

組織が取り組んでいる変革に対して『自分は直接関わっている人間なのだ』という意識がしっかり芽生えなければ、他人事でしかない。未来への危機感より、現状維持の心地よさが勝ってしまう。事者意識の不足は、組織の変革に対するブレーキとなる。

■人財の基本(学ぶ力・創造力)のアップデートで得られる、3効果

  • 圧倒的な当事者意識が醸成される
  • 前例を踏襲しない学びが可能になる
  • 多様性を活かす共創力が高まる
     

■学ぶ力・創造力のアップデートで醸成される、7つの意識ステージ

広く細かく情報をインプットする(説明会・マニュアル配布等)

  • ステージ1:接触
    何かが始まったことを察知する
     
  • ステージ2:認知
    内容とその目的を認知する
     
  • ステージ3:理解
    自分たちに何が起こるかを理解する
     

②あらゆる部署・チームで、ビジョンを共有する(トップの意識表明・公式計画公開)

  • ステージ4:支持
    自分たちにとっての重要課題と理解する
     
  • ステージ5:適応
    まずは取り組むという姿勢をとり着手する
     

➂全社で広範になされる、対話による意識深化(KPIインシデント活動の分析・報告会)

  • ステージ6:浸透
    変革の重要性を腹落ちし実行する
     
  • ステージ7:覚醒
    自分のことでもあると認知し主体的に実行する

4-2 DX実行 ファシリテーション」へ続く。

Posted by exa103