3-2 DX技術 コネクテッド

2020年12月18日

DX技術コネクテッド
コネクテッド、人やモノなどのすべてがインターネットに接続される

コネクテッド(connected)とは、「接続された」という意味。IoTの分野では「インターネットに接続された」状態で、接続された機器は「コネクテッドデバイス」、自動車は「コネクテッドカー」、家なら「コネクテッドホーム」となる。

■IoT(Internet of Things)(モノのインターネット)

  • IoT1.0 業務効率化
    生産自動化・予測分析最適化・産業ロボット化
     
  • IoT2.0 サービス化
    収益構造多様化・ノウハウの活用・顧客ベース拡大
     
  • IoT3.0 プラットフォーム化
    自社システムの開示・業界連携と共同開発・デファクト標準化

■5G(5th Generation)第5世代移動通信システム

①高速で大きな容量の通信ができること
②信頼性が高く低遅延の通信ができること
③多数の機器に同時に接続ができること
以上の機能によって、現実社会が劇的に変化していく。

5Gワイヤレステクノロジーのメリットとして、人々の生活への変化が期待される。会話をデバイス間でリアルタイム通訳し、多言語間でのスムーズなコミュニケーションが可能になり、膨大なデータに基づき、危険を回避して走行させる完全自動運転の実現、IoTによるスマートシティなどが期待される。

  • AR(Augmented Reality)=拡張現実
    実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示する。
    目の前にある世界を“仮想的に拡張する”というもの。
    スマホ向けサービスとして比較的簡単に実現できる。
     
  • VR(Virtual Reality)=仮想現実
    クローズドな世界(スクリーン)にリアリティを高めた視覚映像を投影する
    現物・実物ではないが機能としての本質は同じであるような環境を、ユーザの五感を含む感覚を刺激することにより理工学的に作り出す技術。
     
  • UGV (unmanned ground vehicle)=自動運転車
    自動運転車は、カメラやレーダー、LIDAR、超音波センサー、GPS等で周囲の環境を認識し、行き先を指定するだけで自律的に走行する。 
     
  • UAV (unmanned aerial vehicle)=無人航空機
    頭上から200m程度の「低空空域」に関しては、自由に飛び回れるような機械が今まで存在せず、手軽に低空空域を飛行できるUAV(ドローン)が注目され、新たなビジネスモデルとして参入する企業が急激に増えている。

    改正航空法で「無人航空機」が定義された。『航空の用に供することができる飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船その他政令で定める機器であって構造上人が乗ることができないもののうち、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるもの(200g未満の重量のものを除く)』となっている

3-2 DX技術 クラウド①」に続く。

Posted by exa103