3-3 DX知性 ﾛﾎﾞﾃｨｸｽ
センサー技術・通信技術・情報処理速度・知能化により、顧客課題の解決に向けて自律型のロボットが進歩する。
■ロボットとは
- センサー、知能・制御系、駆動系の３つの要素技術を有する、知能化した機械システム
- 二つ以上の軸においてプログラミングによって動作し、ある程度の自律性をもち、環境内で動作して所期の作業を実行する運動機構
- 移動性、個体性、知能性、汎用性、半機械半人間性、自動性、奴隷性の７つの特性を持つ柔らかい機械
- 自動制御、再プログラム可能、多目的なマニピュレーター、プログラム可能、固定または運動機能をもって産業自動化の用途に用いられる
■ロボット導入の目的
- 人材がなかなか集まらないので人手不足を解消
- 生産効率を上げて生産量を増やす
- ヒューマンエラーを防止して品質を安定
- 過酷で危険な作業を人から置き換える
■工業ロボット
- 製造ライン＝軽作業ロボット・協調型ロボット
- 産業機械＝工作機械セッティングの知能化
- ロジスティクス＝ピッキングロボット・自動搬送ロボット
■サービスロボット
- 医療＝内視鏡支援ロボット・自動搬送ロボット・遠隔手術ロボット
- 接客・セキュリティ＝自律型警備ロボット・売場案内ロボット
- 家庭・介護＝掃除ロボット・見守りロボット・会話ロボット
■建設エンジニアリングロボット
- 施工＝作業アシストスーツ・建設自動施工ロボット・ドローン測量ロボット
- 保守・検査＝ドローン点検・検査ロボット
- 防災・災害＝ドローン偵察・救助ロボット
■農林水産業ロボット
- 農林業＝耕作機械自動運転・林業ロボット
- 畜産・漁業＝搾乳ロボット・魚群探知ロボット
■運輸・交通ロボット
- 自動車＝自動運転システム・無人交通システム
「4DXの企画」へ続く。