3-3 DX知性 IR画像認識
![DX知性 IR画像認識](https://sp-ao.shortpixel.ai/client/to_webp,q_glossy,ret_img,w_900,h_900/https://exa2-60.sakura.ne.jp/afexa/wp-content/uploads/2020/11/ir.jpg)
【画像認識(Image Recognition)】
画像のなかに一体何が写っているか、コンピューターや機械などが識別する技術。画像から色や形といった特徴を読み取り、その特徴をさまざまな学習機に入れて新たな画像を認識できるようにしたパターン認識技術のひとつ。スマホやカメラの顔認識技術がまさに画像認識技術を応用したもの。
■ピクセル画像からモノを抽出
画像認識では、ピクセル集合である画像データから、ある種のパターンを取り出し、そこから意味を読み取るという処理を通じて、画像に何が写っているかをコンピュータに理解させる。
■画像処理
1.画像のノイズ/歪みなどを取り除く
2.明るさや色合いを調整
3.オブジェクトの輪郭を強調
4.領域抽出—画像からオブジェクトの領域を切り出す
■特定物体認識
「膨大な学習用画像データ」と「それに対応するラベル(画像データが何を表すかについての情報)」を事前に登録しておき、入力された画像に写っている対象物について「それが何か」を特定する。
■ディープラーニングを利用する画像認識
大量の画像データを読み込んで、その中で特徴を細かく抽出していく処理を行う。特徴の識別が難しい画像認識の分野だからこそ、ディープラーニングはその学習能力を発揮し、物体認識率が大幅に上昇するという成果を生み出している。
大量の画像データから対象物の特徴を学習させることにより、未知のオブジェクトが写った画像データから、その対象物が何であるかについて確率で表現できるようになる。
ディープラーニング による画像認識が活用されるようになったことで、機械が人間のように目を持てるようになる。
画像データの自動分類や物体検知など今まではできなかったことが次々とできるようになっていまる。それに伴い、画像認識の活用範囲があらゆる分野に広まりつつある。
「3-3 DX知性 ビッグデータ」へ続く。