2-8 経営システム 財務経理

2020年12月18日

経営システム 財務経理
財務経理。経理業務のペーパーレスデータ化・データ連携で決算業務を自動化・いつでも見たい数字を表示する

DX化した財務経理では、決算業務もほぼ自動化・テレワークで完結でき、経営層はボタン一つで知りたい数値をいつでも取り出せる。

経理・財務が統括している社内システム

  • 給与システム(人事)
  • 購買システム(購買部門)
  • 販売・受注システム(営業)
  • 入金システム(財務)

現状のシステムが抱えている問題

  • 承認にハンコが必要
  • 請求書や領収書、手形などの紙の処理が多い
  • 仕事が属人化して他の社員にはわからない
  • Excelで個々に処理しているデータが多く進捗管理が難しい

経理財務のデータベース化が遅れているため、リモート対応とリアルタイム表示が不能。

DX対策

文書や手続きの単なる電子化から脱却。IT・デジタルの徹底活用で、手続きを圧倒的に簡単・便利にし国民と行政、双方の生産性を抜本的に向上。
データを活用し、よりニーズに最適化した政策を実現。

複数のシステムから自動的に数字を集計させ、有機的なつながりを持って表示。
「この数字が見たい」と言われてから、複数のシステムからデータを取り出して手作業で集計する業務は不要。

  • 経費精算業務のデジタル化
    スマートフォンで撮影された領収書のデータ化、交通系ICカードや法人カードのデータ連携、会計ソフトとのデータ連携。

    経費精算という労働集約的な業務から解放され、営業は営業活動に専念でき、経理は経営層への経理的な視点からの提言など、生産性の高い仕事に時間を充てられる。
  •  生産性向上 
  • 労働時間の削減
  • コンプライアンスの強化 
  • 災害下での業務遂行

完全リモートで決算処理ができ、リアルタイムで経営層が使いたい数字が表示される状態。

■財務経理のDX化ステップ

  • ステップ1:経理業務のペーパーレス化を進める 
    データの入力から承認まで、全てデータ化
     
  • ステップ2:データ連携の自動化で決算業務を自動化へ 
    複数のシステムの連携を自動化
     
  • ステップ3:いつでも見たい数字を取り出せる状態に
    システムでデータを見やすく整理し、グラフなどにまとめて経営会議資料作成。

3 DXの戦術」 に続く。

Posted by exa103